お知らせ
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2024.02.29 お知らせ
3/23(土)『ウルシ染めワークショップ』のお知らせ
縁日の商品作りで力を入れている染めに「ウルシ染め」があります。
ウルシノキが持つ天然の色素を使って染める方法で、広く草木染めと言われる染めの一つです。
「岩手県は漆の一大産地だけれど、工芸品などの漆塗りに使われるのはウルシノキの「樹液」で、樹液を採り切った後の「木」自体はなかなか活用が進んでいない。」
そんな話を教えてくれたのは、盛岡市上米内でウルシノキの活用や植樹などの活動をしている、次世代漆協会の細越さんでした。
縁日の商品作りで行なっている「ウルシ染め」はウルシノキの活用の一つの形としてはじめたもので、使用しているウルシのチップは次世代漆協会さんから購入させていただいています。
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今回、細越さんを縁日にお招きし、京屋染物店の染職人・マヒロと一緒にウルシのことをお話ししていきながら、手拭を染めるワークショップを開催します!
ウルシ染めって何?
どうやって染めるの?
そもそもウルシノキってどんな木?
手を動かして染めるだけでももちろん楽しいですが、素材のことを知ればもっと染めの世界が広がります◎
日本の大事な文化の漆、これらをどう繋いでいくか、どう向き合うか。
私たちが作るもの、使うものにはたくさんの思いがあります。
それらを聞きながら皆さんと染物をする時間になれば嬉しいです。
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一般社団法人次世代漆協会
日本の文化や生活を支えてきた、漆。
しかし現在流通している漆の約97%が輸入によるもので、国産はわずか3%です。その国産漆の約7割を生産する岩手で次世代漆協会は設立。社会の持続的な発展をウルシの産業化により貢献してくため活動しています。
ホームページ https://www.zisedai-urushi.org
<次世代漆協会・細越さんからのコメント>
漆の一大産地である岩手県。器や仏像、重要文化財の修復など、漆塗りの技術は日本の伝統文化を今に繋いできました。
漆は、ウルシノキの樹木から採れる樹液のこと。
樹液を採り切った後の木を立ちっぱなしにすると根ごと枯れてしまうため、再び次の芽を育てるためにその木は切り倒すことになります。
これまで、切り倒したこのウルシノキは利用されていませんでした。
せっかくの大切な山の資源、使わずにいるのはもったいない。
ウルシ染めはこのウルシノキを木材として活用する取り組みです。
ウルシ染めに使用しているのは、ウルシノキを製材するときに出る木屑を使用しています。
自然の恵みを無駄なく使いその色を纏うことはその土地を知り感謝しながら暮らすこと。
ご自身でウルシ染めをしながらウルシにまつわるよもやま話などで楽しい時間をすごしましょう。
<注意事項>
・当日は京屋染物店の染職人がサポートしますので初めての方もお気軽にご参加できます。
・天然の植物を使用しているため、染め上がりの色味に違いが出ることがあります。
・ウルシノキの木部(もくぶ)から色素を抽出しています。樹皮から採れる樹液ではありませんのでかぶれの心配はありません。
・お支払いは当日となります。現金、クレジットカード、各種電子マネー対応しています。ワークショップ開始の13時までにレジカウンターで受付とお支払いを済ませてください。
・キャンセル・変更の場合は、前日までにメールでご連絡ください。
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●問い合わせ先:
株式会社京屋染物店 縁日
TEL:0191−34−8030