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2025.10.07 体験

シシオドリワークショップ開催のお知らせ


岩手に続く郷土芸能の一つ、「鹿踊り(ししおどり)」。
人が「シシ」の姿に化け、大地を踏み清めながら力強く踊られるこの芸能には、命への感謝や供養、五穀豊穣への祈りが込められていると言われます。

装束の一つであるシシガシラ(鹿頭)を着けることで、 人でもなく、鹿でもない、ナニモノカの姿となって、 大地を踏み締め力強く踊ります。

見て楽しむだけの芸能ではなく、自ら踊ることでより深くこの土地の文化に触れることができる。
ダンボールでつくる鹿頭「シシガシラ」でシシに化け、本物の鹿踊りの舞手とともに学び・踊るワークショップです。

 

《内容》

<シシガシラを作る>


事前にお送りするシシガシラキットで自分だけの「シシガシラ」を作っていただきます。
制作は事前にご自宅で行なっていただきます。

ワークショップへはシシガシラを忘れずご持参のうえご参加ください。
※当日会場で制作希望の方は、当日11時〜作業ブースで作ることも可能です。(要事前申込み)

当日はシシガシラ品評会もありますので、ぜひ気合いを入れて自分だけのシシを作ってみてくださいね◎🦌

 

<鹿踊り演舞鑑賞>


行山流舞川鹿子躍によるシシガシラへの魂入れ(唄上げ)と鹿踊り演舞。

※鹿踊り演舞は、ワークショップ参加者だけでなく一般のお客様も観覧いただけます。(観覧無料)
※当日は「お花(郷土芸能の踊り手に演舞の感謝や活動の応援を込めて送るご祝儀のこと)」も受付いたします◎

 

<踊り体験>


舞川鹿子躍の踊り手と一緒に、鹿踊りの足捌きを習いながら踊りの体験をします。

 

●日時
2025年10月26日(日)
13:30〜15:00
(シシガシラキットを当日制作する方は11:00頃から会場ブースで作業できます)

●参加費
3,300円(税込)
参加費にはシシガシラキットの代金も含まれます。

●持ち物
・事前にお届けするシシガシラキットを組み立ててご持参ください。
・手ぬぐい (シシガシラ着用時のあご紐用として)

●お申込み
こちらのページからキットのご購入とともに、ワークショップへの参加申込みをしてください。

https://www.ennichi-shop.com/SHOP/ksi-p-15.html

キットの購入完了=申込み受付完了となります。

 

※今回、当日のワークショップへのご参加が難しい方も、キットのみを購入することは可能です。
購入時の選択肢でイベントに「参加しない」をお選びください。

 

<協力>

●行山流舞川鹿子躍保存会(岩手県・一関市)
鹿踊り

元禄13年(1700)、本吉郡水戸辺村(現在の宮城県南三陸町戸倉)の伊藤伴内持遠の書き記した巻物三巻によれば、行山流舞川鹿子躍は伊藤伴内持遠を元祖とし、6代目が相川村(現一関市舞川)の馬洗渕屋敷の吉田猪太郎に伝えられたとされています。
以後、村内はもとより、隣村などへ庭元(師匠)の手を経て、大正初期に洞屋敷佐藤治左衛門まで42代の庭元制を維持してきました。
戦争がはじまり一時活動を休止しましたが、昭和32年(1957)に有志で保存会を結成し、現在は会員25名で活動。小中学生への継承活動も行っています。

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●有限会社スマッシュ


宮城県仙台市のパッケージメーカー。
今回のシシガシラキットの製作を担当していただきました。

相手に気持ちを伝えるコミュニケーションの手段として生まれ、時代の変化にあわせて役割を進化させてきた「パッケージ」づくり。地域の課題や多様な社会の声に耳を傾け、 明るい未来を切り拓くパッケージを提案しています。