創業1945年の荒物卸問屋「松野屋」さんで取り扱う荒物を縁日にどっとお迎えして、POPUPイベントを行うことになりました。

期間中に店主の松野弘さん、妻のきぬ子さんにお越しいただきワークショップやトークショーを開催し、松野家の季節とともにある荒物生活について教えていただきます。

また、縁日の石蔵では荒物の作り手である町工場や農村の職人たちの写真展をおこないます。

 

 

⚫︎「松野屋」松野家の荒物生活 POPUP

 

期間：2024年５月18日（土）〜６月９日（日）11時〜17時

場所：縁日店舗内 〒021-0041 岩手県一関市赤荻笹谷275

 

 

⚫︎きぬ子さんと作る、手ぬぐいはたきワークショップ

 

京屋染物店で生地不良や染め不良で商品にならなかった手ぬぐいを使って、はたきを作るワークショップです。「松野屋」の松野きぬ子さんを講師としてお招きし、捨ててしまう手ぬぐいを使って、愛着を持てる暮らしの道具を作ります。

 

 

日程：

2024年５月25日（土）

①11時〜12時

②13時〜14時

③15時〜16時

2024年5月26日（日）

① 11時〜12時

② 15時30分〜16時30分

定員：各回6名まで

所要時間：1時間以内

場所：縁日石蔵２階（〒021-0041 岩手県一関市赤荻笹谷275）

費用：2000円（税込）

持ち物：特にありません、家に使い古しの手ぬぐいがありましたらお持ちいただいてもOKです

ワークショップお申し込みはこちら。

 

⚫︎トークイベント「松野家と荒物生活」

 

松野屋店主 松野弘さんから縁日でも販売している松野屋さんの荒物について、作り手の背景や荒物を暮らしに取り入れる「わざ」をお聞きするトークイベントです。当日は書籍「松野家と荒物生活」を弘さんと一緒に読みながら、荒物の魅力についてお話しいただきます。

 

 

日時：2024年5月26日　14〜15時

場所：縁日石蔵２階（〒021-0041 岩手県一関市赤荻笹谷275）

チケット代：2,500円（税込）

※「松野家と荒物生活」の書籍付き、当日レジにてお支払いと書籍お渡し

定員：20名

登壇者：松野弘さん（松野屋店主）、蜂谷悠介（京屋染物店代表取締役）

司会：庄子さおり（縁日）

トークイベントお申し込みはこちら。

 

松野屋について

松野屋は1945年創業、現在は自然素材を中心とした生活道具をあつかう荒物問屋。

荒物という言葉自体、近ごろあまり耳にしなくなったが、ほうき、ちりとり、ざるなど、ちょっと前まではどこにでもあった簡単なつくりの日用品のこと。

松野屋では、国内やアジアの町に直接足をはこび、町工場や閑散期の農家などで作られる日用品などを仕入れると同時に、生産者とともに今の時代のニーズにあったオリジナル商品を開発してきた。

荒物は民藝と同じように人の手が生み出す日用品のことだが、それは民藝のいうところの「民衆的手工藝品」ではなく、より普通の人びとの日常の暮らしに根差した「民衆的手工業」から生まれる日用の道具たちだ。

人として、まっとうな暮らしを営むなかで、長い年月をかけて培われてきた手工業製品には、買いやすい値段で、良い仕事をするものが多い。

日常に使いやすく、今の暮らしにちょうど良い、「ベストでもベターでもない、ナイスなものづくり」から生まれる暮らしの道具たちとの出会いが、日々の生活を豊かに彩ってくれることを願っている。

 

お問い合わせ：縁日（TEL：0191−34−8030 mail：info@kyo-ya.net）